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アイランドキッチンにしたことを後悔しないための5つのポイント

新築

新築やリフォーム、さらに建売住宅を購入する時にキッチンをアイランドキッチンにしたいという要望を持っている方は沢山いると思います。

 

部屋が開放的で明るくおしゃれになるアイランドキッチンですが、実際にアイランドキッチンを採用した方からは聞く声は良い話ばかりではないのも事実です。

 

アイランドキッチンをやめておくべきだった」、「使い始めてから最悪なことがわかった」までネガティブな声も多いのがアイランドキッチンの現実です。

 

筆者も設計士として自宅を建築した時は家族からアイランドキッチンにしたいという話があり、ショールームに行って色々なメーカーのアイランドキッチンを見て回りました。

 

アイランドキッチンを採用したいけど迷っている方は、失敗したくない、後悔したくないという気持ちがあり最終決定を足踏みしているのではないでしょうか。

 

筆者も同様に、キッチンの配置は他の部屋との兼ね合いも重要で、簡単に取り替えることができないものであり、とても迷った経験をしています。

 

この記事では下記の内容でアイランドキッチンを採用することを迷っている、心配な方に向けてアイランドキッチンの採用を決める前に知っておくべきことをまとめています。

☑アイランドキッチンを採用することのデメリット

☑アイランドキッチンを採用した人が不満に感じていること

☑アイランドキッチンにすることのメリット

☑アイランドキッチンの使いやすさを知るためにやるべきこと

☑結論 アイランドキッチンを採用すべきか!?

 

上記の内容を知っておくことで、アイランンドキッチンにすべきかの最終判断ができて、アイランドキッチンを採用しても後悔することがなくなる内容です。

 

その理由は、筆者が設計したアイランドキッチンを採用した家に住んでいる方の声と、筆者が自宅を建築した時にアイランドキッチンにすべきかの判断材料にしたことをまとめているからです。

 

まずはデメリットから解説していきます。

 

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アイランドキッチンにした人が不満に感じているデメリット

キッチン周りの油汚れが酷い

アイランドキッチンの特徴として、コンロの前面を20cm程度のガラスのガードを設置することがあります。

 

さらにキッチンの両サイドを通れる配置にした場合はコンロの横に壁がありません。

 

そのためキッチンのコンロ周りの床や壁に油汚れが付着しやすくなります。

 

もし今使っているキッチンがアイランドキッチンではなく、壁付のキッチンもしくはコンロの横に壁のあるキッチンを使っている方は油汚れの状況を見てみて下さい。

 

アイランドキッチンを採用した時も同じ範囲で同じ高さに油汚れが着きます。

 

見た目重視でアイランドキッチンを採用すると、コンロ周りの壁だけでなく床にも油汚れが付いて掃除が大変な状況になります。

 

この点をよく理解してからアイランドキッチンを採用しないと後悔することになってしまいます。

 

ショールームに行くとメーカーの方は油汚れはそれほどでもないと言うかもしれませんが、アイランドキッチンを使っている人の声のほうが信頼度は高いのが事実です。

 

実際にアイランドキッチンを使っている方がやめておけば良かったとの声が多いのが多いのが油汚れが酷いという点からデメリットの一番最初に書きました。

 

キッチン周りの水はね

どんなキッチンにしてもキッチン周りに水がはねます。

 

アイランドキッチンは他のキッチンの配置と違い周りに壁が少ないので水がはねる範囲が広がります。

 

キッチンが水浸しのままだと見た目は決して良くないので、拭き掃除をする範囲が広く大変な思いをしている方が多いです。

 

油汚れと同様に、あまり掃除が得意ではない方がアイランドキッチンを採用すると後悔するポイントになります。

 

部屋に臭いが充満する

アイランドキッチンはキッチンの丈夫に壁がないので調理時の臭いが家の中に充満しやすくなります。

 

吊り戸棚のある対面キッチンなどでも調理時の臭いはある程度家の中に広がることがありますが、アイランドキッチンにした時は他の部屋との境目が少ないため臭いの広がる速さが早くなります。

 

アイランドキッチンでリビング階段の間取りの家にした場合は、2階にもすぐに臭いが充満してしまいます。

 

あまり調理をしない方には関係ないかもしれませんが、臭いの強い調理をすることが多い家庭ではこの点を十分に検討する必要があります。

 

収納力が弱い

今の新しいキッチンは、キッチンの収納力がよく考えられていて優れた収納性があります。

 

それでも吊戸棚のあるキッチンの方がアイランドキッチンに比べてキッチンだけで見ると収納力は高いです。

 

アイランドキッチンを採用してキッチン周りの収納を重視したい方は、キッチンの周囲に収納棚を造作するスペースを設けるなどの工夫をすることで解決できます。

 

整理整頓・掃除の負担が大きい

油汚れ、水はねの項目でも書きましたが、アイランドキッチンにすることで掃除の負担は間違いなく増えます。

 

その理由は、居間など他の部屋からキッチンの様子がよく見えて物が散らかっていたり汚れている様子が見えやすいからです。

 

また、キッチンに調理器具や調味料を起きたくてもよく見えてしまうのできれいにおいておく必要があります。

 

使い始めてからではないと分かりづらい点ですので、掃除と整理整頓の負担が増えることを十分に理解しておく必要があります。

 

小さい子供の安全対策が必要

アイランドキッチンの両サイドに人が通れる配置にした時は、子供の安全対策が必要になります。

 

その理由は、小さい子供は回遊動線があると走り回りたくなるからです。

 

調理の最中にキッチンの周りを走り回るととても危険ですので、子供が入れなくなるゲートを設置できるようにしておくなどの工夫が必要になります。

 

部屋が狭くなる

LDKのスペースが十分に取れていない間取りの家でアイランドキッチンを採用すると、図面で見る以上にキッチンの圧迫感を感じます。

 

家は限られたスペースで造るものなので、アイランドキッチンにすることを重視したことでリビング・ダイニングが思った以上に狭かったということもあります。

 

そうならないために間取りの検討の時点でよく検討し、家族みんなの意見を聞いてから本当にアイランドキッチンにすべきかを判断する必要があります。

 

新しい時がピーク

対面キッチンや壁付けのキッチンはキッチンの中に行かないとキッチンが見えません。

 

一方でアイランドキッチンはリビングからいつも見える位置に配置されます。

 

モデルハウスや雑誌で見るアイランドキッチンの家はとてもおしゃれな家が多いのですが、使い始めて生活感が出てくるとそうもいきません。

 

新品でピカピカの状態のアイランドキッチンはとても良かったけど、使い始めて生活感が出るといつもきれいにした置く必要があり、他の配置にしておけば良かったという声も多いです。

 

価格が高い

アイランドキッチンは他のキッチン方式と比べてキッチンの価格が高いです。

 

様々なメーカーから発売されていますが、同グレードのものであればアイランドキッチンが一番高額になります。

 

新築やリフォーム時のキッチンが占める予算の割合が大きくなりますので、価格の面でも失敗した時のショックは大きくなります。

 

他の項目のデメリットも踏まえて、価格が高いということもありよく検討する必要があります。

 

アイランドキッチンにすることのメリット

開放的

アイランドキッチンはキッチンとリビングまたはダイニングとの間に壁がありません。

 

これによりLDKの一体感ができて明るく開放的になります。

 

LDKが広く見える

明るく開放的になることから実際の面積より体感的に部屋が広く感じます。

 

ただし、アイランドキッチンが部屋の中に占める割合が大きくなるので、LDK全体の広さとのバランスが重要になります。

 

デザイン性の高い空間になる

ショールームや雑誌などで見るアイランドキッチンの家はとてもおしゃれに見える人が多いと思います。

 

デザイン性の高いアイランドキッチンが増えてきていますので、コーディネートにより空間自体がデザイン性の高いものに造ることができます。

 

アイランドキッチンの使いやすさを知るためにやるべきこと

「アイランドキッチンは使いやすいのか!?」という疑問をお持ちの方もいると思いますが、この点に関しては個人の差が大きいでしょう。

 

使いやすい人もいれば使いづらい人もいるというのが正しい答えだと思います。

 

アイランドキッチンの使いやすさを知るためにはショールームでアイランドキッチンを見てくることが最良です。

 

下記の記事でショールームで商品を見る重要性を解説しています。

 

結論 アイランドキッチンにすべきか!?

この章では上述したアイランドキッチンの特徴を知った上で、アイランドキッチンを採用して満足できる人と後悔する人を書いています。

 

アイランドキッチンを採用して満足できる人

新築やリフォームの機会にキッチンを絶対にアイランドキッチンにしたいという強いこだわりをお持ちの方はデメリットもデメリットに感じないことだと思いますので採用すると満足できるでしょう。

 

また、いつも家の中をきれいにしている人でキッチン周りの掃除や整理整頓も苦にならず自然にできる方も、アイランドキッチンを採用したいという当初のイメージ通りの生活ができるでしょう。

 

他にはこの記事で解説したデメリットを知った上で自分はアイランドキッチンを採用しても後悔しないなと思った方は採用して満足できると思いますのでオススメです。

 

アイランドキッチンを採用して後悔する人

この記事で挙げたデメリットやアイランドキッチンの特徴を知って少しでも無理かもと思った方は採用を控えたほうが良いです。

 

失敗した時の後悔やショックが大きくなります。

 

また、小規模の住宅でLDKに十分な広さをどうしても確保できない間取りの家もアイランドキッチンを控えたほうが良いです。

 

図面で見るよりアイランドキッチンの圧迫感を感じてしまう可能性がありますので、既から後悔してしまうことになります。

 

まとめ

☑アイランドキッチンを採用することのデメリット

☑アイランドキッチンを採用した人が不満に感じていること

☑アイランドキッチンにすることのメリット

☑アイランドキッチンの使いやすさを知るためにやるべきこと

☑結論 アイランドキッチンを採用すべきか!?

上記の内容でアイランドキッチンの採用を最終的に判断できるようにまとめました。

 

キッチンは毎日使うものですので、この記事があなたの選択で新しい家や新しいキッチンを後悔しながら使うということがない手助けになればと思います。

 

 

 

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