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2階にお風呂は後悔する?10年住んで知ったメリット・デメリット

新築

新築で間取りを決めたりリフォームでお風呂を新しくする機会に2、階にお風呂を設置している人の方が圧倒的に少ないと思います。

それだけに自分の家のお風呂を2階にしようか迷っている人は本当に2階にお風呂を設置して大丈夫なのだろうかと心配になることと思います。

そこでこの記事では10年間新築で2階にお風呂がある間取りの家に住んでいる筆者が自身の経験を元に2階にお風呂がある生活について解説していきます。

そんな疑問や心配事が解決できるように下記の内容で構成しています。

この記事を読んでわかること
☑2階にお風呂にしたことで後悔しないために知っておくこと
☑2階にお風呂があることのメリット
☑2階にお風呂があることのデメリット
☑子育て世帯が知っておくと良い2階にお風呂がある生活
<strong>執筆・監修 Masa モリモト</strong>
執筆・監修 Masa モリモト

建築士として住宅の新築やリフォーム賃貸住宅の設計を20年以上続けています。

自分で設計した自宅は2階にお風呂のある間取りの家です。

10年間住んできた経験を元に、これから2階にお風呂の家にしようか迷っている人に向けて後悔するポイント、メリット・デメリットを解説していきます。

2階にお風呂にしたことで後悔しないためのポイント

特にデメリットが自分たち家族にとって将来後悔しそうなポイントに当てはまりそうな時は2階にお風呂を設置することを止めておいた方が後悔を防ぐことができるようになります。

次の章から筆者が2階にお風呂がある家に10年間住んできた経験をもとにメリットとデメリットを解説していきます。

メリットは筆者自身の経験と2階にあるお風呂の間取りの家を設計したクライアントから聞いた体験談。

デメリットはこれから2階にお風呂の家にしようか検討している方から聞かれることの多い心配事項をデメリットとしてまとめて解説しています。

2階にお風呂を作るメリット

お風呂が寒くならない

モデルハウスや賃貸住宅の間取りを見たときに1階にお風呂がある間取りの家の方が圧倒的に多いです。

また、1階の風呂がある間取りの家は家の北側にお風呂を配置することが多く、日中の日差しが入りにくいためどうしても他の部屋と比べて室温が低くなり、季節を問わず寒く感じやすくなります。

では2階にお風呂がある場合はどうでしょうか?

2階にお風呂があることで、脱衣室を含めた水回り全体が暖かい部屋になります。

さらに、家の中での温度差が小さいことで高齢者のヒートショックの防止にも繋がります。

スペースの有効活用が出来る

単純に一部屋増やすことができれば良いのですが、間取りの検討には下記のような条件がついてきてしまうことが多いです。

最近は脱衣場を広く取る要望が増えてきていましたが、お風呂と脱衣場の面積を合わせると4.5帖から6帖ほどのスペースが必要になってきます。

このスペースを2階に配置することで1階にもう一部屋作るスペースが生まれるのです。

下記に実例の図面で解説します。

1階の赤線に囲まれた洋室を作るために2階にお風呂を作りました。

2階の浴室・ユーティリティー・サンルームにこれらの部屋に行くためのホールを含むと下記のような面積関係になります。

この図面の間取りは2階のユーティリティーを広めに取っていますが、洋室一部屋分の面積になります。

総二階の間取りなので1階に一部屋増やしたことによる基礎工事や板金工事の費用も掛かっていません。

水回りスペースを2階に持っていくだけで予算を掛けずに敷地全体のスペースも有効的に使うことができるようになります。

後述するデメリットを読んで頂き、自分の家を2階にお風呂がある家にしても大丈夫だと思った方は、2階にお風呂がある家を前向きに検討してみても良いと思います。

防犯性が向上する

1階にお風呂がある間取りは、北側など人目に付きにくい間取りにすることが多く、万が一の際の防犯の面から見ても問題がある場合があります。

筆者が住む地域では夏になると広報には覗き被害の注意や被害報告が掲載されていて、身近な犯罪に感じます。

さらに換気のために窓を開けたけど、閉め忘れたことによる侵入や、外から見てもめづらい場所のお風呂の窓からの空き巣被害の懸念もあります。

家の防犯性を高めたい方や、いつでもリラックスしてお風呂に入りたい方は犯罪からの心配が少ない二階にお風呂がある家にすることを検討してみてもよいでしょう。

カビの発生を抑止できる

断熱性が良く、換気量や換気経路が優秀な家でも日差しが入りづらい北側の部屋の棚の後ろなどは、梅雨時などの多湿の時期にカビが発生することがあります。

筆者の自宅の場合は壁全面に調湿効果に優れたシラス壁を塗っているのでビニールクロス張りの家より壁面に吸湿効果がありますが、湿度の高い日が続くとクローゼットの奥がカビっぽくなりました。

吸湿効果が高いシラス壁については下記記事で詳しく解説しています。

シラス壁の家に住む建築士がシラス壁のデメリットとメリットを解説
内装内壁材シラス壁のメリット・デメリットをユーザーで建築士でもある筆者が解説します。プロとしてとてもオススメが出来るシラス壁、「中霧島壁ライト」について徹底的に解説しています。

1階にお風呂がある家は、部屋の温度が低くなりがちなのでカビの発生のリスクが高くなります。

家事動線が良くなる

2階にお風呂を作ることで必然的に脱衣室が隣に配置することになります。

1階に洗濯機を置く間取りでもバルコニーや室内の物干しスペースを配置している間取りを見ることがありますが、このような間取りだと濡れて重くなった洗濯物を2階に運ばなければなりません。

対して2階に洗濯機と物干しのスペースを集中させることで、選択の作業がとても楽になります。

筆者の自宅もそうですが、2階にお風呂を造った間取りのクライアントからは家事が楽になったと好評を得ています。

来客に水回りを見られない

2階にお風呂を作ることで水回りが2階に集中しやすくなります。

急な来客で慌てて洗濯物を見えない場所に移動した経験がある方は多いと思いますが、2階にお風呂を作り水回りを集中させることで、この心配がなくなります。

2階にお風呂を作るデメリット

水圧が弱くなるという心配

2階にお風呂を作ると、お風呂のカランやシャワーの水圧が弱くなるのではないかと心配されるクライアントは少なくありません。

本当に水圧が弱くなるのかというと、結論は下記の2点に注意して工事をすることで問題がなくなります。

1.給湯器の性能と配管経路に留意した工事
2.宅地内に設置する水道管の径

給湯器には「号数」と呼ばれるスペックの指標があります。

ガス給湯器などの直圧の給湯器を設置する場合は、号数の大きい給湯器を選ぶことで水圧が弱くなることを防ぐことができます。

住宅ですと電気温水器やエコキュートの貯湯ユニットのように一度貯めたお湯を浴室のシャワーで使用するケースです。

直厚機の給湯器は水道から出る水を直接温めてお湯にしますが、貯湯式は暖めたお湯を出して使用するので直圧式より水圧が弱くなります。

リフォームで2階にお風呂を作るタイミングで給湯器を直圧式から貯湯式にリフォームしたケースでは水圧が弱く感じることがあるでしょう。

道路敷設しているの公共の水道管から宅地内に配管する水道管の径を一般的なものを敷設することです。

現在は戸建住宅の場合、外の水道管の引き込み管の径は一般的に20mmを使用しますが、この20mmを使う根拠は蛇口の個数にあります。

参考に静岡県富士市の資料を引用して紹介します。

上の資料の赤枠部分が管径20mmの部分になります。

多目にみて水栓(蛇口)の数が15個で同時使用が4個でも目安として口径20mmで良いとされています。

あなたの家の使用状況を見て、これ以上の数値になりそうな場合は径を太くすることを検討してもよいでしょう。

リフォームの機会にお風呂を2階に作りたい場合は、外の水道関係を専門業者に調べてもらうことで後から水圧が弱いといったトラブルを回避できます。

良心的な優良な業者でしたらこの点もしっかり調べてくれますので、2階にお風呂を設置したい旨の希望を事前に業者に伝えておくと良いです。

将来階段の上り下りが辛くなる心配

2階にお風呂があると、疲れて帰宅した時でも入浴のために2階に上がる必要があります。

前向きに考えると自宅でちょっとした運動の機会にもなりますので、心配な面と前向きな点の両方を照らし合わせて検討するとよいです。

1階で配管の音が気になる

2階にお風呂を作ることによる音の心配をされる方もいらっしゃいます。

お風呂が2階にあると家族がお風呂に入っている時は足音や水の音はどうしても聞こえてきます。

1階と2階の階間に防音措置をすることで軽減することは可能ですが、木造の場合は階間の防音対策には限度があります。

特にお風呂に入る時間帯が異なる家族がいる家庭では、寝室や居室の上にお風呂を作らないようにすることが必須です。

さらに「パイプシャフト」という2階までの配管の立ち上げのスペースを普段人が居ない部屋に作ることが大切になります。

新築の場合はゼロから間取りを検討すことができますが、リフォームで新たに2階にお風呂を作る時は1階の間取りとの兼ね合いを十分に検討してから作るとよいです。

水漏れの心配

2階にお風呂を作ると1階と2階の間に配管を通すことになります。

万が一水漏れが発生すると1階の天井と床が水浸しになる可能性があります。

どうしても水漏れが心配という方は1階にお風呂を作ることで、いつまでも安心して暮らせるようになります。

小さい子供の世話が大変

まだ小さなお子様がいる家庭では、出掛けて帰ってきた時や1階で子供が寝てしまった時に子供をお風呂に入れるために2階まで連れて行くのは大変です。

この点だけを説明すると2階にお風呂を作ることがデメリットになりそうですが、メリットに変わるケースがあります。

それは、寝室を2階に設けることです。

筆者自身も経験しましたが、子供が小さいときほどお風呂に入ったあとはすぐ寝てしまうので、入浴後に寝室に直行できる間取りはとても良いと思いました。

2階にお風呂があることが子育て世帯にとってどのようなメリットがあるのかは後述する章で詳しく解説していきます。

ローコスト住宅に不向き

ローコスト住宅は少しでも安く販売するために2階にお風呂を設置するケースはあまりありません。

メディア広告に出ている建売住宅を始めとするローコスト住宅の間取りを見てみると理解していただけると思います。

筆者の会社で工事をした場合は、2階に配管を立ち上げる費用は1万円から2万円くらいですが、この一万円の追加も削りたいのがローコストの建売や規格住宅です。

あなたがローコスト住宅を建築しようとしていて、2階にお風呂造りたい場合は業者に増額になる金額を明確にしてもらうと良いでしょう。

割増金額を取られる

家のリフォームの機会に2階にお風呂を設置したいという方もいると思います。

優良な業者であれば2階にお風呂を設置するための費用を詳細に教えてくれますが、悪質な業者は一式何万円と多額の費用を提示してきます。

追加金額に疑問を感じた時は納得できる詳細な見積もりを出してもらうようにすることで追加工事でのトラブルを防ぐことができます。

手洗い場が遠くなる

昨今の感染症の影響から手洗いの重要性を再認識するようになってきました。

玄関に手洗いを設置する住宅も増えてきています。

2階にお風呂を作ることで水回りを2階に集中させたことで、手を洗うための場所が2階の洗面化粧台しかないというケースも考えられます。

子育て世帯こそ2階にお風呂がある生活が便利な理由

子供の生活が安定する

2階にお風呂と寝室がある間取りの家のケースで解説していきます。

お風呂と寝室が同じ階にあることで、お風呂に入り、お風呂から上がるとそのまま寝室に行くようになります。

我が家もそうですが、子育て世帯で2階にお風呂がある家を設計したクライアントから好評を得ている理由の一つがここにあります。

子供が遅くまで起きて寝不足にならないので、次の日も自分で起きて保育園や幼稚園、学校に行く時間に余裕ができて気持ちが安定します。

親が自分の時間を作ることが出来る

子育てで忙しい毎日の中で、親が自分の時間を作るのはとても大変なことです。

2階にお風呂と寝室を作ることで子供が早く寝ることが多くなるので、子供が寝たあとに親が自分の時間を作ることが出来ます。

居間が1階にある間取りの場合は子供が寝ているフロアーと違う階で過ごすことが出来て、テレビや読書の時間を作れます。

子供が寝た後しか出来ない家事をすることも出来ます。

子供が小さい時期ほど親が自分の時間を作るこはがとても難しいことです。

出産や子供が増えたことを機会に家の新築やリフォームを検討中のあなたは自分の時間を作るためにも2階にお風呂を作ることを一度検討してみても良いでしょう。

まとめ

この記事のまとめ
☑2階にお風呂にしたことで後悔しないために知っておくこと
☑2階にお風呂があることのメリット
☑2階にお風呂があることのデメリット
☑子育て世帯が知っておくと良い2階にお風呂がある生活

上記の内容で2階にお風呂がある家のメリット・デメリット、さらに子育て世帯にこそ2階にお風呂がある生活が便利な理由を解説しました。

新築を検討中のあなたはこの記事で解説している内容を踏まえて間取りを作っていくことで、2階にお風呂を作っても後悔がなくなると思います。

特に子育て世帯の方にとっては2階にお風呂がある家の生活はとても良いものになると、筆者の経験から自信を持っておすすめできます。

また、リフォームで2階にお風呂を作ろうか検討中の方は、実績と知識が豊富な業者を見つけることが重要です。

同じ工事でも工事代金や保証内容は変わります。

自分で何件も業者を回って見積もりを依頼することもよいですが、まずは無料の一括見積もりを利用してあなたの家のリフォーム工事の費用の目安を知るとよいでしょう。

数社の見積金額を知ることで、あなたが依頼する業者を絞ることができるとともに、価格交渉も有利に進めることができるようになります。

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