【新築の照明計画】失敗しない照明プランを作る方法を建築士が解説

Architect 建築

この記事は、建築士である筆者が20年以上の実務経験をもとに書いた内容になっています。

 

手掛ける住宅はどの家もお客さまのこだわりの強い住宅。

 

言い換えればマニアックな家が多い。

 

そんなこだわりの強いマニアックな家の設計が得意な建築士です。

 

成功する間取りの作り方はこの記事で解説しています。↓

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決める前に読むと、納得できる商品選びが出来るようになります↓

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この記事を書いた理由

・新築でお客様が一番悩み、時間を使うのが照明計画・プラン
・照明計画は家に雰囲気を大きく左右する
・照明計画に使う時間を少なくし、悩みすぎから開放してもらいたい
・住んでから照明プランで後悔してほしくない
・照明器具選びを成功させるコツ
まずは照明の種類から解説します。
その後に照明計画・プランで失敗しない方法を書いていきます。
この記事は、照明計画・プランにおける基本的で初歩的な部分を解説します。
オススメの照明器具を紹介する記事を書きました。
こだわりの照明器具が見つかると思います。 ↓

照明の種類

シーリングライト

平らな天井に付いている丸い照明器具です。

 

家の予算を減らしたい時に、各部屋にシーリングライトを付けるとコストダウンが出来ます。

 

お金を掛けずに部屋を明したい方には最も適した照明です。

 

リモコンで調光や入り切りが出来る機種が多い特徴もあります。



ブラケット照明

壁付けの照明器具を一般的に「ブラケット照明」と呼びます。

 

部屋の奥行きと、おしゃれな部屋を演出してくれます。

 

部屋の照度を取るための器具の個数が多くなるので、コスト的にはメリットは少ないです。

 

家にこだわりのある方からの人気が高く、照明器具にこだわりたい方にとっても、アンティークやオシャレな器具が多いのがブラケット照明です。



ペンダント照明

天井から電線コードを吊して取り付ける照明器具です。

 

ブラケットと同じく、部屋にオシャレ感を出してくれます。

 

コスト的にはブラケットと同じで、必要な照度を取るための照明器具の個数は多くなります。

ダウンライト

天井に埋め込むタイプの照明器具です。

 

調光のコントローラーで部屋の照度を微妙に調整できる器具もあります。

 

部屋の照度を取るための器具の個数は多くなりがちで、コストダウンにはなりづらいです。



フットライト

人が通るとセンサーが反応して、足元を照らす照明器具です。

 

あると良いといえばよいですが、家に住み慣れると暗くても部屋のどこに何があるのかがわかるのが人というもの。

 

使わなくなっている方が多い照明とも言えます。

 

慎重に検討してから付けると良いです。



間接照明

照明器具が直接見えず、照明の明かりだけ見える照明方式です。

 

ホテルのロビー等でよく使われています。

 

住宅でも、テレビを置くスペースの陰や、寝室に間接照明を採用している住宅があります。

 

好みが分かれる照明方式です。

 

照明を隠すための工事が必要になるので、新築時は早い段階で間接照明に決めておく必要があります。



照明計画・プランで失敗しない方法

① コストを優先するか、部屋の雰囲気を優先するかを決める

住宅の新築には予算がつきものです。

 

照明にこだわりたい方は、建築会社との契約前に大まかな照明計画を決めておかないと、後から追加工事の費用が大きくなってしまいます。

 

設計事務所で設計をしているのでしたら、間取りや外観と一緒に照明計画をすることも多いと思います。

 

ハウスメーカーや、地場工務店で年間棟数を重視しているような会社はお客様と早く契約したいもの。

 

大まかに電気工事代が出ていて、他社より安いという理由だけで契約すると、照明計画・プランは安さだけで決めるしかなくなります。

 

契約前に、照明器具はどのような器具になっているかの確認を忘れないようにしましょう。

② 部屋の明かりは、昼光色、電球色のどっち?

部屋の雰囲気を大きく左右するのが、照明の明かりの色です。

 

白っぽい色が → 昼白色(チュウハクショク)

オレンジっぽい色が → 電球色

 

LEDの照明器具が一般的になってきているため、寝る前の白系の色は睡眠に悪い影響が少なからずあると言われています。

 

対して電球色は、暖色系で部屋の雰囲気を良くしてくれて、夜徐々に睡眠に向かう時間帯に良いと言われています。

 

ただ、現況や読書をするためには昼白色のほうが部屋が明るく、書類や本が見やすいです。

 

部屋の雰囲気だけでなく、部屋の用途によって、照明の色分けをすると後々失敗したなと思うことがなくなります。



③ 計画・プランは早めにしておく

工事が進んでから照明の位置を変更したくても、出来なくなってしまうタイミングがあります。

 

あとから「ここに照明が欲しかった」とならないように、照明計画・プランは早めにしておくようにしましょう。

 

照明にこだわりたい方ほど、早めの計画・プランニングをオススメします。

 

早く契約したい建築会社をよそに、満足のいく照明計画・プランのためにも契約前に細かい部分まで決めておいても良いです。

 

その方が、追加工事もなく契約することが出来ます。

④ 部屋ごとに使う器具を決めても良い

こだわりが強く、マニアックな家の設計経験と、自宅の設計から筆者の個人的なオススメはシーリングライトを使わずに、ダウンライト、ブラケット、ペンダント照明です。

 

部屋の雰囲気重視で決めると上記の種類を使うと、満足の行くおしゃれな部屋が出来上がる自信があります。

 

とはいえ、ワークスペースや個室で勉強や仕事、家事をするための部屋やお年寄りの方が使うには上記の照明が全て的するとは言えません。

 

部屋の用途によって、使う照明器具を変えることで部屋が暗いなんてことが後からならずに済みます。

 

ワークスペース等の明るさが必要な部屋にはシーリングライトや昼白色の器具を使う。

 

このように優柔を聞かせて照明計画・プランを進めると失敗しない良い計画・プランが出来ます。



場所によっては照明器具にお金を掛けない

収納部屋や、収納の中。

 

他には洗面脱衣室等の、住んでいる人しかほぼ使わないであろう部屋の照明器具はとことん安いものを選ぶと、こだわりたい部屋の照明器具にお金を使えます。

 

照明器具が好きな方が照明のカタログを見ると、オシャレな器具ばかり目につくと思います。

 

照明器具に妥協ができる部屋を見つけて、照明器具のコストを抑える方法も、全体の建築コストを減らすことにも繋がります。

 

照明を決める期限ギリギリになって妥協しないよう、早めに計画・プランをするようにしましょう。

照明器具を選ぶ時のコツ

照明器具は様々なメーカーから販売されています。

 

各メーカーのカタログには見きれないほどの沢山の商品が掲載されています。

 

数がありすぎて、どの器具を選んでよいのかわからなくなってしまう建主様が多いのが現状です。

 

照明器具を選ぶ時に、迷いすぎず、失敗しない選び方があります。

 

それは、

 

「照明器具のメーカーを絞る。」

 

これに付きます。

 

パラパラとカタログを見て、なんとなく自分の好みに合いそうな器具が多いメーカーを選びます。

 

そして、メーカーは多くて二社に絞ると良いです。

 

絞った二社のカタログの中から選ぶようにすることで、多過ぎて迷いすぎてしまう。

 

迷いすぎて決まらないと言ったことを避けれます。

 

どうしてもその二社のカタログでは切らなかったら他のメーカーのカタログを見ればよいのです。

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