新品未使用の状態で購入した、
「レッドウイング ベックマン 9016」
現行モデル、「9416」の前のモデルになります。
「9416」はソールの前部分が、社外品からレッドウイング純正になり、素材もラバーに変更になりました。
今回、社外品のソールがベタベタで、ひび割れが入り、ほんの僅かに擦れただけでマジックでいたずら書きをしたようなあとがつくようになったので、修理屋さんで交換してきました。
購入した「ベックマン 9016」
購入した「レッドウイング 9016」です。
レザーは シガー「フェザーストーン」
ラスト（木型）は8番です。
まだ数回しか履いていませんが、とても良い色合いでお気に入りです。
修理前の写真とソールの状態
左足の小指のあたりが欠けています。
固いものにぶつけた訳でもなく、帰宅後に脱いだらこの状態になっていました。
右足は爪先が同じ状態です。
踵は問題ないのですが、ハーフソールの前面が全体的にベタベタしているような感じです。
歩いて意図せずに踏んだ小石が食い込むくらい、劣化が進んでいました。
真ん中あたりは縦に亀裂が入っています。
ハーフ交換をした理由
履き始めでソールの爪先が欠ける
「9016」の下調べをせずに、新品未使用で保管していた商品を購入しました。
届いてすぐに履いて出掛けました。
帰宅して、爪先が割れているように見えたので、よく見てみると、爪先やソールのキワの部分に小さい欠けが発生していました。
他の部分もよく見ると、ひび割れも入っていてい、不良品なのかと思ったくらいです。
少し擦れただけでマジックで書いたような黒い線
欠けやひび割れ以外にも、社外のソールが擦れた場所にマジックで書いたような黒い線が入っていることに気づきました。
玄関のタイルが黒くなっているので、初めはわかりませんでしたが、9016の社外ソールの部分でこすると黒く跡が付いたので、犯人がわかりました。
靴修理店で相談して修理を即決
ネットで上記の症状を調べると、ウレタンが含まれていることによる
「加水分解」ということがわかりました。
これ以上履いても、靴以外にあちこち汚れてしまうので、地元の靴修理屋さんに相談しました。
相談の結果、すでにその時のソールの状況は、
「これ以上履けない」
状態と言われ、すぐにソール交換を依頼しました。
修理から帰ってきた「ベックマン 9016」
修理後の写真
以前貼ってあったソールと似た形状の「ヴィブラム（VIBRAM）」ソールです。
品番は、「VIBRAM 2333」
以前は上の写真のようにステッチが靴底まで入っていましたが、買って間もない修理ということで、次回オールソール交換をした時に、ステッチも入れることにしました。
靴底のステッチは履いていくうちにいずれ切れるものなので、ソールにステッチが有るか無いかはどちらでも良いです。
ボンド貼りのため、爪先部分はビスで補強してくれていました。
こちらの要望ではなく、修理店の職人さんの判断でやってくれました。
やっと普通に履けるようになったので、これからメンテナンスしならが大事に履いていきます。
修理を依頼したお店
北海道帯広市の中心部にある、
「 帯広市の靴・バッグ修理専門店 カワグチ靴店 」さんです。
お店にいくと修理待ちのブーツが沢山あり、どれも味が出て、欲しくなるくらいカッコいいブーツがおいてあります。
靴以外にも革製のバッグも沢山持ち込まれているようでした。
帯広市近郊でワークブーツを自分の好みで修理するなら、
「カワグチ靴店」 さんです。
「9016」購入する時の注意点
フリマサイトなどの新古品は要注意
フリマサイトや、オークションサイトで品番9016を購入する際は、ソールの状態だけでなく、ソールの材質も質問してから購入したほうが良いです。
9016の知識がある方なら良いですが、筆者のように知識がない状態で購入してしまうと、今回のように、新品未使用にも関わらず、ソール交換のお金を払うことになってしまいます。
新品番 9416 を購入したほうがお金が掛からない
上述したとおり、9016を探して購入するなら、現品番の9416を新品で購入したほうが、結果的にお金は掛かりません。
現品番も品薄のようなので、中古を含めて探している方は、この記事の内容を気を付けて頂くと良いかと思います。
※レッドウイング ベックマンフラットボックスのエイジング日記を書いています。
購入を検討中のあなたはエイジングの参考になるかと思います。↓
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