<プロモーションを含みます>

【塗壁のひび割れ】後悔しない為に内装の割れを実例写真で解説

新築

内装の仕上げ材は大きく分けると次の3つです。

・ビニールクロス
・珪藻土やシラスなどの「塗壁」
・羽目板
この記事では、上の二番目の「塗壁」仕上げにした場合に避けられない、
「ひび割れ」
について、実務歴20年以上の建築士の筆者が自宅で採用した「シラス壁」の写真で解説しています。
「塗壁仕上げにしたいけど、ひび割ればかりになるのが心配」
というあなたは、塗壁の「ひび割れ」を知っておくことで、後々の後悔をなくすことが出来る内容でしう。

記事の根拠と読むと参考になる方

記事の根拠

筆者は20年以上の実務経験の中で、内装の塗り壁材は様々なメーカー、商品を使った家の設計をしてきました。

その中で行き着いた結論、

「どんな材料を使っても、ひび割れが入る原因と場所は同じ。」

自宅にはシラス壁を使いました。



記事を書いている時点で住み始めて7年になります。

その間に発生した塗壁仕上げ、「シラス壁」のひび割れが発生している箇所を写真で掲載しています。

※「シラス壁」のメリットとデメリットについては下記の記事で詳しく解説しています。

Googleで「シラス壁 デメリット」と検索すると順位一位で出てくるブログです。↓

シラス壁の家に住む建築士がシラス壁のデメリットとメリットを解説
内装内壁材シラス壁のメリット・デメリットをユーザーで建築士でもある筆者が解説します。プロとしてとてもオススメが出来るシラス壁、「中霧島壁ライト」について徹底的に解説しています。

こんなあなたに参考になる内容です

この記事は次に該当するあなたが読むと、参考になるように書いてあります。

1.新築やリフォームで内装を塗り壁にしたい。
2.お金が掛かる塗り壁の割れが心配
3.どんな場所にひび割れが入るのだろうか。

塗壁仕上げのひび割れ

ひび割れが発生しやすい場所 TOP2

塗壁仕上げを検討中のあなたにとって、ひび割れの発生を心配する理由が、
「ビニールクロスより高い」
事があると思います。
結論から言うと、塗壁仕上げで、どこにもひび割れが発生しないように施工するのは不可能です。
また、塗壁仕上げにすると、ひび割れが発生しやすい箇所があります。


ひび割れが発生しやすい場所 2位

ひび割れが発生しやすい場所の第二位は、

「下地材の継ぎ目」

下地の石膏ボードが張り終わっている時点で、段差が高かったか、塗壁の下地処理のパテ処理が十分ではなかったことが原因です。

ひび割れが発生しやすい場所 1位

ひび割れが発生しやすい場所の第一位は、

「壁の入り隅」

壁の入隅は、塗壁仕上げでなくても、ビニールクロスを張った場合も、乾燥収縮で隙間ができる場所です。

仕上材に関わらず、隙間やひび割れが発生する場所ですが、「塗壁」仕上げはコストが掛るためか、ヒビが発生すると、大事になりがちです。

気になるひび割れの大きさは!?

筆者の自宅のシラス壁で一番大きくひび割れている場所です。↑

幅は1ミリほど。

他の部屋の入隅が発生している部分は、1ミリに満たないとても細いびひ割れです。

1ミリ位のひび割れは、近くに行かないとわかりません。



ひび割れの補修は出来るの!?

サポートセット-Takachiho Shirasu Corp.
※送料について こちらの商品を複数個お買い上げの場合、送料は注文数量により変動します。 ご注文時は通常の送料で計算されますが、のちほど当店で修正した金額を御注文受付メールにてご連絡いたします。

シラス壁の「薩摩中霧島壁」は修理キットが販売されています。

ただし、修理キットで完璧に補修できるかと言うと、答えは・・・

「出来ない」

です。

自然の素材のため、以前塗った壁の色と、補修する時に同じ色を使っても、同じ色になりません。

塗壁仕上げは慎重に決める必要がある

該当する方は塗壁仕上げは見送ったほうが良い

下記に該当する項目を理解できないというあなたは塗壁仕上げは止めておいたほうが良いでしょう。

・小さなひび割れもNG
・神経質な性格を自覚している
・家の不具合は全て完璧に治せるものと思っている
・塗壁は職人の手作業である
・補修した場所と、他の場所の色の違い・色ムラは許せない
20年以上の設計経験で、どんな塗壁の商品を使っても、ひび割れを完璧に直すことは出来ません。
出来るとすれば、壁全面を塗り直すことくらい。

・壁全面を塗り直して、他の場所の色と同じにするということは、家全体の塗壁仕上げを塗り直すことになります。

その理由は自然の素材が原料の商品がほとんどのため、ひび割れが発生する前に使った材料と同じ色は絶対に出ないからです。

ただし、壁全面を塗り直しても、いずれ乾燥とともにひび割れは発生することを理解しておく必要があります。
塗壁仕上げが、職人の手作業であることにも理解が必要です。
人の手作業ということは、どんなに腕の良い職人が施工しても、均一に仕上げることは出来ません。
また、「補修」は出来ますが、説明したとおり、補修する材料も、以前と同じ色ではないので、補修した箇所の色の違いが出てしまいます。



ひび割れの事例写真

湿度の高い部屋はひび割れが発生しづらい!?

洗面化粧台の上の壁の入隅には「ひび割れ」は発生していません。

湿度の高い部屋はひび割れが発生しづらい傾向があります。

上の写真のように、すべての部屋の入隅にひび割れが発生するわけではありません。

日差しの当たり具合や、湿度の高低の条件によっても発生状況は異なります。

異なる材質との取り合い

ビニールクロスと塗り壁の取り合い部分。

異なる材料で収縮も異なるためにひび割れが発生しやすいです。

見切り材の近くで塗り壁の施工が難しいことも原因の一つです。

この部分はビニールクロスを先に施工しています。



北西の部屋の壁の入り隅。

天井の見切り材の取り合い部と、壁の入隅にひび割れが発生しています。

見切り材は無垢の木材で、塗壁の収縮の度合いが異なります。

木材の乾燥も原因の一つと言えます。

ひび割れが発生しやすいと言われる、北側の部屋の壁の入り隅とは言え、ひび割れは大きくないです。

まとめ

じつはビニールクロスもひび割れが発生する

塗壁だけでなく、一番施工されているビニールクロスも上で説明した、ボードの継ぎ目と壁の入隅にはひび割れや隙間が発生します。

ビニールクロスの隙間の補修は、ボンドコークというシリコン系の材料で隙間を埋めます。

塗壁と同じく、補修した場所とクロスの色は同じ色にはなりません。

ビニールクロスはボンドコークの補修だけで済まされます。

塗壁仕上げの補修した箇所が、他の場所と色が異なるとまずいような雰囲気が出ることが多いのではないでしょうか。

これはコストが原因ではないかと個人的に思っています。

ビニールクロスは安くて、塗壁仕上げは高い

高いから補修も完璧にした欲しいとの施主様の思い込みが原因ではないでしょうか。



多少のひび割れが発生しても、塗壁仕上げにしかない魅力がある

ひび割れは発生しますが、塗壁にはビニールクロスでは絶対に出せない魅力があります。

・湿度の調節
・空気の清浄作用
・職人の手作業の風合い
・部屋の消臭効果
上記は一例ですが、塗壁を検討中のあなたは、クレームになりやすい「ひび割れ」をよく理解してから自宅の新築やリフォームで採用することを強くオススメします。

コメント