薪ストーブを購入するだけでは薪ストーブを便利に使いこなすことは出来ません。
便利に使いこなすためには絶対に必要な薪ストーブのアクセサリーを購入する必要があります。
「薪ストーブのアクセサリーを揃えたいけど何を買えば良いのかわからない。」
「おすすめの薪ストーブアクセサリーを知りたい。」
「薪ストーブライフで絶対に必要になる薪ストーブアクセサリーを知りたい。」
「買ったけど無駄になってしまう薪ストーブアクセサリーもあるのでは!?」
こんな悩みをこの記事が解決します。
解決できる根拠は以下の筆者プロフィールをご覧下さい。
☑実務経験25年以上の現役建築士
☑薪ストーブをメイン暖房に導入した住宅の設計実績が多数
☑薪ストーブのユーザー歴は今年で14年目
☑設計のプロの経験と、薪ストーブのある家に住んでいるクライアントの声と薪ストーブユーザーとしての両方の視点から記事を書いている
建築士である薪ストーブユーザーの筆者が本当におすすめできる薪ストーブアクセサリーと、購入して使ってみた本音を書いていきます。
これから薪ストーブアクセサリーを揃えていくあなたが本当に必要な薪ストーブアクセサリーを知ることが出来て、さらに薪ストーブアクセサリーを揃えるための予算の目安も知ることが出来る内容です。
- 絶対に必要になるおすすめの薪ストーブアクセサリー
- 必ず必要になる薪ストーブアクセサリー①耐熱グローブ
- 必ず必要になる薪ストーブアクセサリー②ストーブ温度計
- 必ず必要になる薪ストーブアクセサリー③灰かき棒と火ばさみ
- 必ず必要になる薪ストーブアクセサリー④スコップ
- 必ず必要になる薪ストーブアクセサリー⑤塵取り
- 必ず必要になる薪ストーブアクセサリー⑥アッシュコンテナ
- 必ず必要になる薪ストーブアクセサリー⑦ログキャリー
- 必ず必要になる薪ストーブアクセサリー⑧ウッドホルダー
- 必ず必要になる薪ストーブアクセサリー⑨オーバルウッドストッカー
- 必ず必要になる薪ストーブアクセサリー⑩ハースゲート
- 必ず必要になる薪ストーブアクセサリー⑪ハースラグ
- 必ず必要になる薪ストーブアクセサリー⑫デジタル木材含水率計
- 必ず必要になる薪ストーブアクセサリー⑬エコストーブファン
- 必ず必要になる薪ストーブアクセサリー⑭Staub ストウブ ラウンドティーポット
- 必ず必要になる薪ストーブアクセサリー⑮staub ストウブ ピコ ココット
- 必ず必要になる薪ストーブアクセサリー⑯サーキュレーター
- 必ず必要になる薪ストーブアクセサリー⑰ツールセット
- 必ず必要になる薪ストーブアクセサリー⑱ファイヤースターター 着火材
- まとめ
絶対に必要になるおすすめの薪ストーブアクセサリー
この章では建築士であり薪ストーブユーザーでもある筆者が実際に購入して使ってきて本当に必要だと感じている薪ストーブアクセサリーを紹介します。
商品を紹介するだけでなく、使ってきて感じた本音も書いていきますのでこれから薪ストーブアクセサリーを揃えるあなたの参考になる内容になっていると思います。
必ず必要になる薪ストーブアクセサリー①耐熱グローブ
革製の耐熱グローブは数ある薪ストーブアクセサリーの中でも一番最初に揃えるべきアクセサリーです。
その理由は、薪ストーブライフの中で使用頻度が一番多く、使わない日がないアクセサリーだからです。
薪を足す時、扉の開閉、薪ストーブ炉内の熾を動かす時など、耐熱グローブを使わない日はありません。
この章では筆者が実際に購入して使ったことがある耐熱グローブを3点レビュー付きで紹介します。
スノーピークの耐熱グローブが最もおすすめ
筆者は2014年から薪ストーブを使っていますが、2018年に購入したスノーピークの耐熱グローブを6年以上愛用していました。(写真下参照)
購入当初は革が固くて馴染むまでに少し時間が掛かりましたが、革製品はこんなものかなと思います。
6シーズン使ってきましたが、2024年の11月に右手の薬指に穴が開いたので他のものに買い替えました。
スノーピークの耐熱グローブは、冬は薪ストーブで使い夏はバーベキューの時にも使っていました。
値段は少し高めですが、作りの良さと6シーズンフルに使える耐久性は決して価格が高いとは言い切れない商品です。
薪ストーブユーザーとして耐熱グローブで一番おすすめできる商品です。
気になった方はECサイトのレビューと筆者のレビューを比較検討してみて下さい。
薪ストーブメーカー「ヨツール」の耐熱グローブはおすすめできない
筆者が薪ストーブを使い始めた2014年から1シーズン使っていた耐熱グローブが薪ストーブメーカー「ヨツール」の耐熱グローブです。
購入した薪ストーブがヨツールの製品だったこともあり、同じメーカーで薪ストーブアクセサリーも揃えたいと思い購入しました。
グローブの履き口に入っているヨツールのロゴがお気に入りでしたが、1シーズンでグローブ内の糸がほつれてきて、親指の付け根に隙間ができて危険なため買い替えました。
革の厚さは必要十分でしたが、値段の割に耐久性が悪かったこともあり、あまりおすすめできない商品です。
ただし、腕部分の長いグローブで肘の下まで熱さから保護したいという方はヨツールの耐熱グローブが良いと思います。
長めのグローブは薪ストーブが熱い時に使う際に安心感が高いです。
ヨツールの耐熱グローブもECサイトのレビューと比較してみると購入の参考になると思います。
MOON LENCE 耐熱グローブのコスパが抜群
スノーピークの耐熱グローブに穴が開いて使えなくなってから買い替えた耐熱グローブが「MOO LENCE」という耐熱グローブです。
Amazonで安くなっていたの購入したのですが、値段が安いこともあり、安い耐熱グローブはどの程度のものかを試験的に購入してみました。
履いた瞬間少し小さいかなと思いましたが、革が硬いことで窮屈さを感じただけで、手が大きい方の筆者でも小さく感じることはありません。
ジャストサイズといったところです。
耐熱グローブとして革の厚さは申し分なく、2024年の12月に購入してからそれほど使っていませんが、革も柔らかくなり指が動かしやすくなりました。
使っていて丈夫さも感じられ、長く使っていけそうな気がしています。
肝心な耐熱性はどうかというと、スノーピークの耐熱グローブと何ら変わりありません。
値段も安く良い買い物をしたと思っています。
ブランドにこだわらない方でしたら、スノーピークやヨツールの耐熱グローブよりも遥かにお得に購入できるこちらの商品がおすすめです。
値段の割に品質が良く、コスパが抜群な耐熱グローブです。
必ず必要になる薪ストーブアクセサリー②ストーブ温度計
薪ストーブの天板や前面もしくは側面に磁石で貼り付けて薪ストーブの温度がわかるストーブ温度計も薪ストーブライフに必須のアクセサリーです。
筆者は前面の扉の横に付けています。(写真下参照)
筆者が使っている「ヨツールF500」という薪ストーブは広い天板が特徴で、天板にストーブ温度計を取り付けることも出来ますが敢えてしていません。
その理由は薪ストーブの天板は他の部分より高温になりやすいこと。
もう一点は、薪を足すタイミングがわかりやすいことがあります。
側面の温度の目安の方が、薪を足した時にすぐに火が上がる熾の状態がわかりやすいのです。
ストーブの温度が高くても、炉内に熾が残っていないと再度焚付の作業が必要になり、面倒な作業が増えてしまいます。
ストーブ温度計は必ずあった方が良いアクセサリーですので、必要になる前に揃えておいた方が良いでしょう。
必ず必要になる薪ストーブアクセサリー③灰かき棒と火ばさみ
灰かき棒と火ばさみは薪ストーブを使い始める前に用意しておきましょう。
それぞれどのようなシチュエーションで使うのかを一つづつ解説していきます。
灰かき棒
薪ストーブで薪を燃やすと灰が溜まってきて薪をくべるスペースが狭くなるので、灰を炉外に出す必要があります。
その時に灰かき棒を使うことで炉内の奥から灰をまとめて、スコップで出すことが出来ます。
また、薪の位置が悪くい炎の上がりが悪い時には入っている薪を少し動かすだけで炎が上がりやすくなります。
そのような時に長めの灰かき棒を使うことで、遠くから熱くなく薪の位置を直せます。
長さは750mmと900mmを選べますが、長過ぎない750mmの使い勝手が良くおすすめできます。
火ばさみ
薪を挟んで動かすだけではなく、尖った先端で熾になっている薪を割って、炉内に薪を入れるスペースを作ることも出来ます。
薪ストーブ周りに置いてあるだけでストーブ周りのインテリアのアクセントにもなります。
必ず必要になる薪ストーブアクセサリー④スコップ
スコップは灰を炉内から出す時に使います。
筆者はツールセットに入っているスコップを使用していましたが、長過ぎて炉内の灰を出す時にやりづらかった経験をしたことから短いものに買い替えました。(写真下参照)
特に、小さいお子様やペットの安全対策にハースゲートを設置する予定の方は、灰を足す時にハースゲートがあることで作業スペースが狭くなり、柄の長いスコップは使いづらくなります。
また、炉内の灰はスコップで少し触れるだけで灰が中に舞ってしまうので、短いスコップの方が最短距離で灰を出すことが出来るようになります。
必ず必要になる薪ストーブアクセサリー⑤塵取り
チリトリは薪のくずやストーブ周り、炉台に灰やゴミが溜まった時に使います。
気を付けなければならいことが、必ず不燃の材料材でできた塵取りを使うことです。
その理由は薪ストーブ周りには薪が炭になった状態で落ちていることがあり、火が消えたと思っていても、まだ熾の状態で落ちていることもあるからです。
筆者はブリキの塵取りを使っています。(写真下参照)
幅29cmの塵取りが使いやすく、15年間使い続けています。
必ず必要になる薪ストーブアクセサリー⑥アッシュコンテナ
炉内から出した灰を処分するまで一時的に保管しておくためのアッシュコンテナも必ず必要です。
なぜアッシュコンテナで保管する必要があるのかというと、炉内から出した灰に混ざっている熾にまだ火が残っている状態の可能性があるからです。
とても小さな熾でもそこから燃え移って火災になる危険がありますので、アッシュコンテナでなるべく長い期間保管してから処分すると安全です。
薪ストーブの季節になると灰を出す作業が多くなることからアッシュコンテナは大きめのサイズが良いです。
また、置き場所は灰が溜まっていても移動が楽な溜ストーブ横に置いて使っています。(写真下参照)
アンティーク調のアッシュコンテナは、来客からもおしゃれと評判です。
必ず必要になる薪ストーブアクセサリー⑦ログキャリー
薪ストーブを使う季節は、薪ストーブの近くに薪があるととても便利です。
そのためには薪ストーブの近くまで薪を運ぶ必要があるのですが、ある程度の本数をまとめて運べると毎日の作業の効率が上がります。
そこでおすすめな薪ストーブアクセサリーがログキャリーです。(写真下参照)
[ログキャリー(Amazonから引用)]
なぜログキャリーがおすすめなのかというと、持ち手が付いて、さらに肩に掛けて運べることで女性でも楽に薪を運ぶことが出来るからです。
さらに、薪ストーブだけでなく、キャンプで焚き火をしたい時にも使えるのでオールシーズン使える薪ストーブアクセサリーです。
必ず必要になる薪ストーブアクセサリー⑧ウッドホルダー
力のある男性向けの薪ストーブアクセサリーになりますが、ウッドホルダーは一度に多くの薪を運べるので、薪ストーブをフルに使うシーズンにあるととても便利なアクセサリーです。
薪ストーブをフルに使うシーズンは、筆者はウッドホルダーで薪を運ぶことが多くなり、運ぶ回数を減らしています。
アッシュコンテナと同じくアイアン製のものはインテリアにもなりますので、アイアンのウッドホルダーに薪が積み重なっている様子が様になります。(写真下参照)
薪ストーブを使っていることを実感できるアイテムです。
必ず必要になる薪ストーブアクセサリー⑨オーバルウッドストッカー
ウッドホルダーと用途は重なりますが、ウッドストッカーはウッドホルダーより少量の薪を運ぶのに適します。(写真下参照)
筆者の家ではウッドホルダー一台とウッドストッカー二台で薪ストーブライフを送っています。
オーバルウッドストッカーの方が持ち手が付いて持ちやすく、運ぶ薪の量もウッドホルダーより少量になりますので、力の弱い方向けです。
必ず必要になる薪ストーブアクセサリー⑩ハースゲート
ハースゲートと聞いてピンとこない方も多いと思いますが、簡単に説明すると薪ストーブの周囲に設置して、誤って人が近付いて事故を起こしてしまうことを防ぐことが出来る必須ツールです。
特に小さなお子様がいる家庭は、お子様が誤って薪ストーブを触って火傷をしたり、薪ストーブを使わないシーズンは激突事故を防止する役目もあります。
取り外しができますので、薪ストーブを使わないシーズンは取り外しても良いのですが、筆者も同様ですがお子様がいる家庭では1年中設置しておいても良いアクセサリーです。
また、ハースゲートは安全面のメリット以外にも、洗濯物を干すことができて、薪ストーブの熱で洗濯物がすぐに乾くメリットもあります。
筆者も薪ストーブシーズンは物干しとしてハースゲートが大いに役に立っています。(写真下参照)
ハースゲートは人気の商品で、必要な時に品切れになっていることも多いので、見つけた時に購入するか、値段の変動をチェックして安くなったタイミングで購入しておいた方が良いでしょう。
必ず必要になる薪ストーブアクセサリー⑪ハースラグ
ハースラグは耐熱の絨毯のことで、薪ストーブの扉を開けて火の粉が出た時にフローリングを守ってくれます。
薪ストーブの前面とフローリングの床面が近い設置状況(写真下参照)であれば、汚れ防止にもなりますので必ず用意しておいた方が良いでしょう。
ハースラグは色柄が方にありますので、ご自分のお気に入りを購入してインテリアのアクセントとして敷いておくと良いと思います。
必ず必要になる薪ストーブアクセサリー⑫デジタル木材含水率計
薪ストーブで使う薪は十分に乾燥していないといつまで経っても火が上がらなかったり、煙突の中に煤が溜まりやすくなり煙道火災の原因にもなってしまいます。
そのために木材含水率系を使って薪がどの程度乾燥しているのかを計測することで、最適な水分量の薪を安全に燃やすことが出来るようになります。
木材含水率計の使い方はとても簡単です。
木材の木口に含水率計の針を刺すだけで薪の含水率がデジタル表示で教えてくれます。(写真下参照)
木材含水率系は薪ストーブを使う方は用意しておいた方が良いです。
その理由は、二点あります。
一点目は、自分で丸太を割って薪を自作した時に、その薪が使えるタイミングを正確に知ることが出来るからです。
二点目が重要で、購入した薪でも十分に乾燥していないこともあるからです。
薪の保管状況や乾燥期間、その年の乾燥期間の天候によって薪の乾燥状況は変わりますので、薪を購入する方も燃やす前に含水率を確認しておいた方が良いです。
木材含水率系はECサイトで安く購入できます。
色々な商品があり値段も様々ですが、どの商品の使い勝手はそれほど変わらないので自分が良さそうと思った含水率計で良いと思います。
必ず必要になる薪ストーブアクセサリー⑬エコストーブファン
エコストーブファンは、電源なしで薪ストーブの上昇気流でファンが回転し家の中の空気を対流させる薪ストーブアクセサリーです。(写真下参照)
空気を送りたい方向に向けておくだけで、難しい事が一切なく効果も抜群のアクセサリーです。
天板に物を置けるタイプの薪ストーブであれば、エコストーブファンを一代は置いておくと良いです。
その理由は、エコストーブファンを設置することで家の温度のムラが無くなり、電気を使わずに家の中の温度を快適にする効果があるからです。
筆者が使っている「ヨツールF500」は天板が大きいストーブなのでエコストーブファンを二台、それぞれ向きを変えて置いています。
暖めたい部屋の向きにファンを向けて置くだけで、薪ストーブ熱を送ることも出来るようになります。
必ず必要になる薪ストーブアクセサリー⑭Staub ストウブ ラウンドティーポット
薪ストーブの天板に置いておくと良い薪ストーブアクセサリーの代表格がやかんです。
薪ストーブの季節は天板にやかんを置いておくことでいつでも熱いお湯がある生活になります。
筆者は「ストウブ」のティーポットを置いてお湯を作っています。(写真下参照)
普通のやかんでもお湯は作れますが、鋳物のケトル置いておくメリットがあります。
鋳物は保温性があり、長時間温かい状態をキープできてお湯が冷めにくい特徴があり普通のやかんとは保温性に大きな差があります。
天板のスペースに余裕がある方は、鋳物のケトルとやかんを二個を置いておくとお湯を沢山作ることができて、光熱費の節約にもなります。
「ストウブ」のラウンドティーポットはカラーバリエーションもあり、置くだけで家の中がお洒落になります。
必ず必要になる薪ストーブアクセサリー⑮staub ストウブ ピコ ココット
薪ストーブのある生活が始まると、家を暖めるだけでなく、薪ストーブで料理を楽しみたいというユーザーが殆どです。
前項と同じく「ストウブ」のピコ ココット(鋳物の鍋)は薪ストーブで美味しい料理を作るために必須なアクセサリーです。
ガスやIHで同じものを作るよりも格段に美味しいものが出来上がります。
鋳物の保温機能が省エネになり、昨今値上がりしている光熱費の節約にもなります。
薪ストーブの温度調整に慣れてきたら、是非調理に使ってみて下さい。
とても美味しく料理が出来上がり、薪ストーブライフを満喫できるようになります。
必ず必要になる薪ストーブアクセサリー⑯サーキュレーター
広い空間や、天井の高い吹き抜けがある家で薪ストーブで暖房する時に必要になる薪ストーブアクセサローが「サーキュレーター」です。
サーキュレーターという括りに拘らず、電動工具メーカーの送風機でも同じ役目を果たしてくれます。(写真下参照)
サーキュレーターの運転時と停止時では部屋の暖まりと温度差に大きな差がありますので、エコストーブファンとサーキュレーターを使うことで家の中の温度差にムラが無くなります。
サーキュレーターを選ぶ時のポイントは、風量が大きく、電気代が安いDCモーター、上下左右首振り機能が付いてリモコンタイプの使い勝手が良くおすすめです。
ちなみに工具メーカーの送風機は、筆者も使用していましたが運転時の音が大きいのでおすすめできません。
「シーリングファンではだめなの!?」サーキュレーターとの違いを解説
「薪ストーブの熱を循環させるために、シーリングファンだけではダメなのでしょうか?」
薪ストーブのある家のほとんどのクライアントから設計段階でこのような質問を頂きます。
実際に薪ストーブを使っていてシーリングファンとサーキュレーターを併用しているクライアントもいらっしゃいます。(写真下参照)
薪ストーブの熱を循環させるという観点からの答えは、薪ストーブの熱を家の中に循環させるためには、シーリングファンの風量だけでは十分ではないといえます。
シーリングファンより風量の大きいサーキュレーターの方が、空気を循環させやすく、薪ストーブの熱で各部屋を温める時間が早くなります。
ただし、シーリングファンが全く効果がないわけではなく、広い吹き抜けのある家では薪ストーブを使わない季節に家の空気を回す効果はあります。
ただし、サーキュレーターも同じく暖房期以外にも使うことができますので、費用対効果とシーリングファンの掃除のしずらさを考えるとサーキュレーター一台で良いと思っています。
必ず必要になる薪ストーブアクセサリー⑰ツールセット
薪ストーブアクセサリーで悩まずに揃えたい方はツールセットを購入すると良いでしょう。
ツールセットを用意するメリットは、必要なものが揃うこと、スタンドが付いてツールを薪ストーブの近くに無駄なく置けることがあげられます。
まずはツールセットを購入して、必要に応じて単品のアクセサリーを追加していくと無駄な買い物をしなくて済みます。
実際に筆者も最初にツールセットを購入して、あとからほうきや塵取りなど、自分の家の薪ストーブで使いやすいものを追加しました。
何から揃えたら良いのかわからないという方は、、ツールセットを購入しておけば間違いありません。
必ず必要になる薪ストーブアクセサリー⑱ファイヤースターター 着火材
薪ストーブを使い始めてまず苦労することが、毎日の着火作業です。
薪ストーブに慣れるまでは、焚き付け作業でなかなか火が上がらないという経験をしているユーザーが多いです。
割り箸を集めたり、太い薪を細く割って焚き付け材を作る方法もありますが、とても手間の掛かる作業です。
そんな苦労を一気に解決して、毎日の焚付作業を楽にしてくれる商品が「ファイヤースターター 着火材」です。
積んだ薪の下に火を点けて入れるだけで簡単に薪を燃やすことができます。
毎日使うものなので、購入するのでしたら容量の多いお得な方を購入しておくことをオススメします。
薪ストーブを使う季節だけではなく、夏場の焚き火やバーベキューの時の着火材としても使用できます.
まとめ
薪ストーブライフを始める前に絶対に揃えておいた方が良い薪ストーブアクセサリーをユーザー視点で解説しました。
薪ストーブアクセサリーはニッチなジャンルなため、一度売り切れるとすぐに再入荷しない特徴があり、筆者もヤキモキした経験があります。
安全面で必要な薪ストーブアクセサリーは薪ストーブを使う前にかならず揃えておく必要がありますので、すでに薪ストーブの購入を決めている方は早めの購入をおすすめします。
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