【田舎暮らしの理想と現実】失敗後悔しない方法を建築士が解説

Architect 建築

建築士として北海道で田舎暮らしのお手伝い、郊外での住宅の新築の仕事を今まで20件以上手掛けてきました。

 

☑奥に見えるのが冬の日高山脈。この場所で家を新築。毎日このロケーションを楽しめる。

 

※田舎暮しのための土地を購入する際の注意点をまとめました。↓

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田舎暮らしの家の設計を手掛けてきた建築士が、田舎暮らしのために土地を購入する際の注意点を徹底解説。田舎で土地を購入する際の注意点を建築条件、土地の形状、ライフラインに分けて網羅的に解説しています。

北海道で田舎暮らしに憧れ、田舎に家を建てて暮らしていこうとする方の大半は、出身が北海道外の方が多いです。

 

特に都会で仕事をされていた方が多いです。

 

田舎で住宅の新築の仕事をして、その家に住んでいるお客様に田舎暮らしの良い面、悪い面を沢山伺ってきました。



北海道の田舎暮らしの現実を建築士の視点で解説

この記事では田舎暮らしに憧れ、いつかは実現したい。

 

これから田舎で家を建てて、そこで暮らしていきたいという方に向けて、田舎暮らしの現実を実際に田舎暮らしをしている方から聞いた田舎暮らしの現実と注意点を書いていきます。

 

今も田舎暮らしを楽しんでいる方。

 

残念ながら田舎暮らしを断念してしまった方もいらっしゃいます。

 

その方たちから伺ったお話はこれから田舎暮らしをしようと検討している方に良いアドバイスになるかと思います。

 

今回の記事では田舎での住宅の新築のお話ではありません。

 

田舎での生活面での実体験のお話を書いていきます。

 

田舎暮らしの理想と現実①都会より近所付き合いが大切

街中で暮らすと近隣との付き合いが必要になりますよね。

 

近所付き合いでトラブルになったり、近所に苦手な人や迷惑なことをする人がいたり。

 

町内会の活動に疲れたりなんてこともありますよね。

 

他にも街中ならではと暮らしていて思う大変なことも多くあります。

 

しかし、田舎暮らしをしても変わらない点があります。

 

田舎に暮らすと周りに家や人が少なくても地域のコミュニティは存在します。

 

そして、田舎のコミュニティこそ積極的に参加することで田舎暮らしを充実したものにできています。

 

私が手掛けた田舎暮らしは、地域柄近隣に農家さんが多い場所が多いです。

 

新しく地域に入ってきた人のことを街中以上に気にされています。

 

土地柄なのか、皆さんとても良い方ばかりで、新しく来た方をとても歓迎しているように思います。

 

都会に疲れたから人付き合いの少ない田舎で暮らしたい。

 

そのように考えている方は、暮らす場所によっては都会以上に近所付き合いが大切になってくる場合もあります。

 

田舎暮らしこそ地域のコミュニティが大切だと少しだけ覚えて頂けると、実現した後の近所付き合いに疲れなくて済むかと思います。



田舎暮らしの理想と現実②「食」が大変

当然ですが田舎にはお店が少ないです。これからは更に田舎のお店は少なくなりますよね。

 

食品配達の会社の配達可能範囲であればよいですが、そうでない場合は普段の買い物に気を使うそうです。

 

大きなお店までそれなりに距離があるので、買う物リストと行くお店のリストを忘れられないそうです。

 

買い物に気を使うようになる。

 

ということですね。

 

「あ、あれ忘れた!」

 

と、家に帰ってから気付いてもすぐ行ける距離にお店はありません・・・

 

その日に必要な食材はもちろん、次の買い物までに計画的に買い物をする必要があります。

 

食材はもちろんのこと、日用品もですね。

 

話がそれますが、私が住んでいる地域と、仕事を手掛けている地域は農作物の生産がとても盛んな場所です。

 

田舎暮らしをすると自然と近所が農家さんになるので、季節ごとに取れた農作物を分けてもらっているお客様が殆どです。

 

地域のコミュニティを大切にして、近隣の方と上手に付き合っているとこうした良い面があるのも田舎暮しのメリットですね。

 

新鮮でとても美味しい野菜などがタダで食べれるようになってしまいます。



田舎暮らしの現実③田舎暮らしでの通勤

北海道の冬は雪が降ります。

 

冬以外でも大雨が降ったり、今の時代いつ災害級の出来事があるかわかりません。

 

ここ何年かの間にも大雨や大雪で通行止めになったり、といった出来事がありました。

 

このようなことが起きた時に通勤できなくなってしまうのが田舎暮らしのデメリットです。

 

朝会社に行けたけど、帰れなくなって会社に泊まったというお客様もいらっしゃいます。

 

あなたがこれから田舎暮らしをしようとしているのでしたら、ハザードマップのチェックも忘れずに。

 

田舎は街中より災害が起きた時の復旧も遅いです。

 

大雪の時は通勤経路が夜間の除雪をしないところで、朝通勤できないといったことも起こります。

 

通勤が必要な場所に暮らす時は、あなたのお勤め先にも田舎暮らしの事情を理解して頂いておいたほうが良いでしょう。



田舎暮らしの現実④一度体験してからでも遅くない

もしあなたがこれから田舎暮らしを検討している地方や地域で、移住する前に体験できる機会があったら是非経験しておくべきでしょう。

 

自ら体験しないとわからないことがあるのが田舎暮しです。

 

理想だけで田舎暮らしをして、いざ移住してから挫折。

 

なんてこと無いようにしたいですね。



田舎暮らしの現実 まとめ

田舎暮らしをしようとしている方や、田舎暮らしが理想という方向けに書いてきました。

 

繰り返しますが、この記事は仕事を通して実際に田舎暮しをしている方から伺った実話だけ書いています。

 

せっかく田舎暮らしを実現したなら毎日楽しんで暮らして頂きたいです。

 

特に私の場合は設計をして完成した住宅で毎日充実した生活を、楽しい生活をしている様子を伺うととても嬉しくなります。

 

あなたも田舎暮らしをする前にまずは一度熟考して、あらゆる角度からメリット、デメリットを検討してみてください。

 

そして田舎暮らしを実現した際は毎日が充実した生活と人生を送れることを願っております。

 

この記事がこれから田舎暮らしをしようとしている方の少しでもお役に立てれば幸いです。

 

・地域のコミュニティを大切にする。
・買い物が不便。毎日の「食」にも気を使う。
・通勤のことも忘れずに。
・体験できる機会があれば利用してからで遅くない。

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